27節: 福岡 2-1 京都

テレビ観戦。

スタメン

ホベルト復帰でようやく正常なスタメンを組めた。メンバー表にホベルトの名前を見るだけでなんだか安心してしまう。

コンビを組むのは恭平。

一点目

前半22分、右サイドを抉って光平の高精度クロスがなぜかファーサイドに平然と居たアレックスの頭にどんぴしゃ! ボールがヒットする前に立ち上がったお兄さんお父さんお姉さんの思いをよそに、叩きつけすぎて外したが気持ちのいい展開にビールが進む。

先制点はアレックスの不思議なポジションどりから生まれる。誠史のクロスがファーにあがり、なぜかそのスペースに左SBアレックスが斜めに猛然と走りこんでいく。そのまま首をひねってヒットしたヘディングシュートがサイドネットに転がっていき、先制。

それにしてもあのフリーランは一体なんなんだ。面白すぎた。

マリノスの松田が、そのあまりの攻め上がりっぷりで岡田監督に「お前のポジションは何だ!」と怒られたらしい(3年前とかの話じゃないぞ。つい最近の話だぞ。松田はもう28歳なんだぞ)が、そっくりそのまま、そのセリフを褒め言葉としてアレックスに差し上げたい、天晴れなフリーランだった。得点シーン以外でも上がってきたらチャンスに絡んでたしね。

一点目以外でも、後半の誠史はいいクロスを何度も上げて、面白かった。

松田アビスパ最高の試合だった、2003シーズンの広島戦をちょっと思い出しちゃったりして・・・・。前半に光平へ通した超速横パスも興奮したなあ。

試合後のコメントにも、心技体が充実している今の誠史が表れていると思う。

二点目

左サイドでグラウシオが引っ掛けたボールを光平・誠史とワンタッチで繋いで、ユースケが持ち替えてコンパクトに振りぬいた・・・と思ったらネットが揺れた。

今年の軸やもん。こんくらい当たり前にやってくれんと。

光平が左サイドに居たのがミソだ。動き回る恭平が中盤のポジションチェンジを活性化させている。

一失点

長袖で頑張ってた京都DFがセンターラインから田原に放り込み、戻したボールをパウリーニョが右足であっけなく決めた。手数がかからんといえばあまりにかからない攻めだけど、一点は一点だ。

ああいう堅実なポストプレイを林に期待したいなあ。できなくもないと思うんだが。

京都の攻めは、基本的に放り込みが70%、残り20%が星と美尾の突撃、10%が中払の文字通り突撃という感じ。それでFWが点が取れるんだから別に問題ない。けど、そんなサッカーに勝てたのはうれしいことだ。

尚、中払は今日もアレの腕を巻き込んでた。くらすぞボケ。

終了

後半40分すぎから長野を入れ、北斗をパウリーニョマンマークに付かせる変則5バックに変更する。最後までロングボールを弾きこぼれ球を拾って凌ぎ、無事試合終了。

俺が記憶している限り、こういう采配は松田監督就任後初めてなんじゃないかと思うがどうだろうか。

結果として試合を殺すことができた。

ケガする人達

ホベルトとユースケが足を引きずってたのが気になった。

この時期、痛みがない選手は一人もおらんと思うけどね・・・・来週末から中三日で徳島・草津鳥栖と、厳しい日程が組まれている。日程は厳しいが、比較的楽な相手でもある。どういう選手起用をしてくるか注目したい。

グラウンドキーパー

試合開始前、長時間雨が降っていたらしいのにグラウンドコンディションは悪くなかった。これはグラウンドキーパーの日ごろからの仕事の賜物でもある。本当にどうもありがとう。

結論

博多の森に行きたい。

最後になったが、この試合、水谷のお陰でギリギリ勝てた試合でもある。いかに枠内シュートを撃たせないかを考えると、まだまだやるべきことはたくさんある。