2022 J1 第25節 鹿島 2-0 福岡

生きてます。

 

土曜日の午後から台風のせいで雨が降るが、夜半には晴れることを確認してから自転車で行くことに。夏季休暇を取ったので月曜火曜は余裕で死んでいていい。

往復250kmくらいのロングライドは何度か経験してる。とはいえ、それは5年ほど前の話で、当時は毎月500kmくらい走ってたけど最近は月に50kmも走ってない。体力的にはあんまり変わってないのはわかってたけど、ロングライドに耐える体力はまた別だ。特にお尻と掌がまるで鍛えられてないから、正直なところ自信はない。いざとなったら適当に泊まればいい、と踏ん切りをつける。(実際には千葉だの茨城だのの地方に泊まるところなんかない)

土曜早朝、台風前の天気の中、おじさんサッカーに行く。体力を溜めとかなきゃいけないのにサッカーはまずいが、仕方ない。全力でプレーする。行き帰りにロードバイク使用。家に帰ってからふとリアタイヤを見るとかなり傷んでいる。そういえば最後にタイヤ交換したのは3年くらい前か。走行距離でのタイヤ管理もしてなかったけど、往復200km超は無理そうだ。

 

準備

 

自転車

 

疲労回復してから、午後に近所の自転車屋へタイヤを買いに。最近やってないとはいえ、タイヤ交換はそれなりの回数こなしている。パナのRace C 一択のつもりで特に下調べもしないまま、いざ棚を目にすると23cが主流からとっくに外れており、しかもパナの製品ラインも変わりつつあるらしいことに気づいて呆然とする。買うつもりだった23c Race C 相当の製品在庫がないことをようやく呑み込み、さてどうするか考える。

25cなら在庫があるが、ホイールそのままで25cタイヤに変更できるんだっけ? リム幅違うだろうからダメだろうな・・・。タイヤを替えるなら今日替えなければならない。ということはオンラインで買うと間に合わない。頼みの新宿Ysまで行けば多分入手できるだろうけど、台風が近づいてきていて、あと一時間もすれば大雨になる。諦めて明日はバスで行くか?  しばらく考えてから、降られること覚悟で新宿まで買いに出ることに。駅に向かう途中、もう雨音が大きくなってきた。

Ys新宿に行ってみると、23c Agilestの在庫があった。前後替えるか決めてなかったけどとりあえず2本購入。

土砂降りになってしまった中、帰宅。すぐ後輪のタイヤ交換。久々すぎてビードをはめることが出来ない。結構焦ったが、ニトリル手袋を軍手に変えることであっさり解決。みなさん、タイヤ交換の時は軍手ですよ。ケチってチューブは交換しなかったが、挟まないよう揉んで揉んで、特に問題なく使えた。試しに空気圧を低目で入れてしばらく放置して確認、問題なし。前輪はそれほどヘタってなかったので交換せず。次に替えるときは後輪のタイヤを前輪に移して、後輪に新品を履かせることになるはず。

最近、こどものクロスバイクのハブベアリングメンテを初めてやっており、ちょっと気にはなったが今のところ異音もないし、触るのはやめておく。チェーン注油と拭き取りは念入りにやった。ガーミンのスピードセンサーも念のため電池交換。確か買ってからもう丸2年なのでそろそろ頃合いだろう。

サイクルリュックで200km超は辛いと思ったので、荷物は極力減らしてウエストポーチへ収まる程度にした。シャツ着替えと現金・カード・眼鏡ケース・スマホ。その他念のためコンテナに軍手と替チューブとタイヤレバー、携帯用ポンプ。

 

ルート

 

自転車で茨城方面は水戸市立に行ったことがある。国道6号をそのままずんずん進んでいくという強行軍で、昼はトラック対応で精神的に疲れた。鹿島の場合は利根川サイクリングロードというのを使えそうなので、市川 - (木下街道) - (利根川CR) - 水郷大橋 という、都内から霞ヶ浦方面だとあるあるらしいルートで行くことに。地図でみるとうまいことにほぼ一直線だ。橋を渡った先はなんとかなるだろう。

 

 

行き

 

ゆっくり寝ていたかったのに8時には目が覚める。朝食、最小限の荷物の準備、ガーミンとスマホの充電。11時に出発。

青梅街道 - 職安通り - 蔵前橋通りで市川へ。結構いい感じで踏めてるが心拍が上がらんように軽く踏んでいく。暑さもあり、アベレージで20km/h出てない。信号が多い都心だとこんなもんだ、焦るな踏むなと言い聞かせる。

休み中でトラックが少なくてかなりマシなんだろうけど、木下街道は道幅が狭くて渋滞も多く、結構大変な道路。環八より西の五日市街道みたいな感じ。やばい箇所は仕方なく歩道に逃げる。西も北も東も、都内から抜けようとすると16号が境界になっていて、そこを越えると大体走りやすくなる。

14:00過ぎ、木下駅前まで到達。しばらく走ると利根川CRへの合流ポイントがあった。木下周辺で二度目の休憩するつもりだったが、そんなに疲れてないのでそのまま走ることにする。

利根川CRってどうなってるんだろう、細切れに河川敷にレイアウトされてたら辿るのが面倒だなと思ってたが、堤防の頂上に延々と自転車用の舗装路が続いている。わかりやすすぎる。橋や放水路で時々アンダーパスや車道と合流する場所があるが、明るい昼の場合は迷うこともない。

次のランドマークは利根川を渡るポイントの水郷大橋で、大体40kmくらい先。なんの遠慮もなくずんずん進めばいい。アベレージで30km/hくらいは出るかと思ったけど、経過時間ベースなら速くて28km/h程度。時間も問題なさそうだし、あまり調子に乗るとあとで痛い目を見る、踏まないよう自重する。

走行路沿いには水や食べ物を入手できる場所がないので、適当にコンビニを地図で探して立ち寄る必要がある。そもそも国道沿いにもそんなにコンビニが多くないので、ある程度事前に休憩場所を決めておいた方がいい。

CRの途中で一度休憩して、水郷大橋に16:00。ここまでくると残り20km程度。キックオフまであと二時間なので絶対に間に合う。橋を渡って、すぐに右折して県道101号で潮来に入り、そのまま適当に鹿島のスタジアム周辺へ。休憩挟んだり、結構な頻度で地図眺めたりしてたので駐輪したのが17:30。結構ギリギリになってしまった。

 

試合

 

スタジアム内で顔洗ったりコンタクトレンズつけたりガブガブ水飲んだり焼きそば食ったり席探したりしてるうちにどんどんキックオフ時間が近づいていく。慌ててスタメン確認すると、ほぼ水曜のメンバーだった。ベンチはようやく人数が揃ったが、罹患組が有症状だったとしたらそんなもんか・・・真夏の中三日、いわゆる解任ブーストってやつが効いてる鹿島相手に辛い90分になるのを覚悟した。

試合が始まると、降りてったCHが長いサイドチェンジを輪湖のところに蹴ってるなぁと思ってたらあっという間に左サイドから失点。

その後はコンディションに差がある割にはよく食い下がってたし惜しいシーンもあったけど、本家の鹿島りや審判のクソさ加減に削られていき、最後はカウンターから点を取られて試合終了。

正直、諸々条件が違いすぎてて無茶である。当たり前の結果。

それよりカロリーだ。ハーフタイムには売店で、見た目では何なのかよくわからんがとにかくカロリー高そうな食べ物を見つけて店員に「これ何ですか?」と訊いてみる。たこ焼き、と言われたそれを買って夢中で摂取。

 

帰り

 

帰りはそのままコンタクトレンズ使用。ここのところ白内障が進みつつあるらしく、右目がいまいちよろしくない。眼鏡に比べたらコンタクトの方がまだよく見えるので、とくに夜間はコンタクトを使うことにしている。

ルートの検討は行きと違ってちゃんとやってない。このままバイパスを走ってけば利根川に出られるだろうと思ってちょっと走ると、なんだか自転車だと居心地が悪い。自転車・軽車両通行禁止の標識は見てないので走行自体はできるんだと思うが、確信が持てない。さっさと折れて脇道へ、何度か行き止まりに突き当たりつつ、最終的には行きの道を逆行することになった。結局茨城県を抜けるまでに80分くらいかかった。

夜間の利根川CRは絶対やばいだろうから、並行している国道を走るつもりだったが、試してみたら速度を落とせば一応走れた。それなりのライトが必要だけど、時間に余裕があってある程度コースを覚えていればなんとかならなくもない。アベレージ20km/h程度なんでかなりノロノロ、蜘蛛の巣に突っ込んだり、挙句アンダーパスの箇所を覚えてなくて最終的には車道に出た上に迷ってしまいましたが。迷ったついでにそのまま一般道を通行、CRはさようなら。

CRを走ってる時に思ったが、あの暗さだとチューブ交換とか絶対無理。見渡す範囲に明るい場所とか全然ない。

当然でしょうがCRでは誰ともすれ違わなかったし、とにかく人を見かけなかった。河原や河川敷でだべってる奴が少しはいるんじゃないかと思ってたけど、それもいなさそう。なにしろ虫が多いんで遊ぶのは無理なんだろう。

そうこうしてるうちに木下を通過。昼と違って木下街道は快適。いま親が住んでいるのがこの辺りなので、通常なら泊めてもらうことを考える時間帯と疲労だが、コロナ感染してない確証がないのでそのまま踏む。高齢の親に万一うつしたらシャレにならん。

80km通過したくらいから一気にペースが落ちる。手のひらが痛くて乗車姿勢を維持できない。肩も重痛い。普段乗ってないからこうなる。糖質を食えばなんとかなるだろうとは思ったが、この頃になると早く家に帰ってさっぱりしてから、卵を落としたあつあつのカップそばを食べたい。食べたくて仕方がない。そのためには今はようかんだのゼリー飲料だの、摂りたくない。水だけ飲んでそのまま市川通過で都内へ。人が歩いてるというだけで元気が出るが基本へろへろなのは変わらない。道路そのものはものすごく走りやすいけど、顕著に増えた信号のゼロ発進が辛い。3:00過ぎに家に到着。

 

まずシャワーを浴びたが、抜け毛の量がすごくて笑った。

2年くらい前に買ったガーミンのスマートウォッチの残りバッテリーが1%になってたのに驚いた。落ちなくてよかったが、そろそろ買い替えなきゃいかんね。

念願のカップそば。ビールは一応用意したけど飲めねぇ。水最高。

 

まとめ

 

無茶はいけない。