2010 J2 第35節 福岡 3-2 東京V

スカパーで見ました。

赤帽

松本育夫

ネルシーニョ

高木琢也

副島博志

与那城ジョージ

美濃部直彦

松田浩

ファンボカン

と並べると、まぁ一癖も二癖もあるややこしそう、かつ濃厚な名前ばっかだ。

俺なんて彼らと雀卓囲んでるの想像しただけで、極めて居たたまれない気分になれましたよ。

Jの監督を任されるような人間は、やっぱ普通じゃない。

千葉を叩いて三位に上がって以降 篠田監督が対面してきたお歴々を見ると、彼らを凌いで昇格するのはそう簡単なことじゃないとつくづく思う。

(もちろん監督の名前とその能力が全てじゃないけどね。)

因縁浅からぬ川勝良一のチームも手強かった。4月に駒沢で見たときは「うまさ」が局地的というか限定的というか、コネコネしてる印象が強かった(アビスパみたいな相対的にフィジカルが強いチームにはコネてるうちに潰される)が、今回は足元の技術がボールをシュートレンジへ運ぶ力に直結していた。個々が持ってるリソースをうまく使ってチーム力を上げてるということだと思う。

それにしても川勝という人はつくづく火中の栗を拾う人だねえ・・・ 前回は誰も監督になりたがらないくらい悲惨だった福岡の監督。そして今回は親会社が逃亡して将来が不透明だったヴェルディの監督。普通じゃない。いずれも最後にはちゃんと勝負できる状態に仕上げたんだから大したもんだと思う。

一方。

あの時間、あの場所でファウルを得たということ。同点だったこと。ボールがジャブラニであったこと。そして、ピッチの中にユタカというとんでもない飛び道具がいたということ。

上に列挙した面々のようなコクと迫力はまだないけど、彼らと比べても篠田善之の運はかなり強い、ということだと思う。

次は倉田安治が相手。これまた濃い相手だ。まだまだ気が抜けない。

悲惨さでいうとJリーグで群を抜いているアビスパ(ここ数年のアビスパを追っかけ続けられた奴は全員変態だと俺は思っている)だが、ヴェルディの凋落っぷりと悲惨さは認めざるを得ん。あいつらもヒドい、と。下手したら同格だと。

その状態のクラブをサポートしつづける方々には冗談抜きで本当に頭が下がる。そして俺らと同じくらいアイツラも変態だと思う。

最後に。そりゃあ壊れました。

ユタカのゴール映像、もう30回は繰り返した。見るたび脳みそに変な汁が出てくる。

俺達の救世主はちょっとポッチャリしていた!!!