黒い星はそのまま張り付いたまま

人口が多く、県内総生産も多い。事業所も多い。

福岡は基本的に豊かなところだ。

その豊かな地域のチームがなんで貧乏なんだ?

なんで年間予算が甲府と大して変わらないのか?

答えは簡単。フロントが無能だからだ。違うか? おい、フロントよ。

ボタンを掛け違えて生まれたアビスパ負の遺産のひとつがこいつだ。どうしようもなく能力とやる気がないが、帰るところだけはある連中がチームの経営・運営に携われるようになっているのだ。

昨日、松田浩が福岡の監督を解任された。

解任自体にはあまり驚きはない。FWの強化がまったく出来なかったこととケガ人が主な原因なのはわかるが、それにしても成績が悪すぎた。そしてとにかく勝負運がなかった。グラウンド上の結果は監督が責任をとらんといかんし、人心を一新したいという物言いもわからんでもない。

しかし、「なにもしない」が大テーマであるはずの無為無策フロントがこんな決断をこのタイミングでしでかしたことには驚いた。これで結果が最悪ならば、次に責任を取る人はあまりに明白だ。

この更迭劇からチームがよい方に転ぶのか、それとも奈落へ落ちるのを待つだけなのか、これからの二ヶ月をどう過ごすのかだけに懸かっている。フロントがカスでも尚、運命は自分らの手の中にあると思う。

カスだの無能だの、ロクでもないエントリの最後になんだが、松田さんお疲れ様でした。今までありがとう。