ナビスコカップ 予選Aグループ FC東京 0-1 福岡

試合が終わった後、ゴツくて暑苦しい野郎ども同士で「いやー、今年は勝ちゲーム見ることできないかと思ってたよ・・・」「勝つのってこんなにうれしいんだナア・・・・」などとしみじみ語り合った。

いつもの三倍ほどのチャンスの山を築いて、そして外しまくった。そりゃーびっくりするくらい外した。

グラウシオが、ホベルトが、誠史が、布部が、薮田が外した。

(ついでに、俺はMXTVの録画を失敗の大外し・・・Tさんあとで電話します助けて)

はずしまくった最後、光平がさー

ついーっと裏のスペースに走ってきてー

(いやいや、このパターン、今日はもう三度ほど見たぞ・・・と動じない俺)

うまいことワンタッチでコントロールしてー

(おっ・・・・?)

「ぽすっ」と浮かしたらさー

(ん・・・・11!1!11・・!)

揺れたよ、ネットが。俺らの目の前で。

行き

まめ太を連れて行った。

昼に起きだしてまめ太を見てみたら赤青のシャツはいいとして(よくないけど)、赤青のパンツを履いていて驚く。柄が横縞で、ウミヘビみたいだ。急いで着替えさせて家を出る。

試合

座って観戦。

なんちゅうか、下位チームにとってのカップ戦はほんとに意気があがらんことおびただしくて実際見てる俺らはかなりノンビリとした風情なのだが、ピッチの上の選手らは頑張ってたと思うよ。

エフスィーの試合は、テレビで甲府戦の後半だけを見たことがあるだけなんだけど中盤のガタイのよさと、それを生かしたパワフルなボール際での強さが印象的だった。まあ、甲府の中盤が小柄なこともあったんだけど・・・。単純な身長・体重だけじゃなくて、なんか肩幅がやたらあるように見えるんだよね。そんな相手に渡り合うにはやっぱりホベルトは欠かせんなあと思った。単純に当たりに強いし、クレバーだし運動量もあるしね。

あと、金古・千代は安定してた。この日の出来だと、単純な山なりクロスや放り込みであの二人を崩すのはちょっと大変だと思う。

グラウシオと交代で入った川島のワンタッチでのポストはなかなか有効だった。落とせるとみんなが信じてるので、サポートの動きの質と量がいいのだ。

先に書いたけど、確かにこの試合もバカスカとシュートを外したりキーパーにぶっつけたりキーパーにパスしたりした。だけど、バカスカ外しつつもあんまりシュート打つことにためらってる風には見えなかったのはなんつうか好印象。

決定機さえあれば、どんなに割合が悪くても、いつかは決まるのだ。いや、決まるかもしれない。決まる気がする。

まめ太

「決まる」という言葉を覚えたらしく、俺が頭を抱えて悶絶するたびに「決まった?」「決まらなかった?」と聞いてきて笑えた。

帰り

普通電車に乗るとすぐにまめ太が寝てしまったので笹塚までそのまま。笹塚から新線に乗り換え、新宿経由で帰宅。

結論

水曜が消化試合にならなくてよかった。是非、福岡の連中にいい試合と勝利を見せてほしい。