大月往復

2月の初めに、ローエンドのロードバイクを買いました。月に500kmから600km、多い日で60km(朝20km、夕30km、夜10kmくらいの感じ)程度走ってると思います。

先月末にモンベルのサイクールというリュックを買ったんですが、それ使って遠くにいってみたいな、そろそろ200kmくらいなら走れるんじゃないかなどと思い、甲州街道経由で大月往復をしてみました。本当は富士吉田まで回って道志みちで帰ってこようと思ってたんですが、夜に約束があったので絶対に帰ってこれそうな大月までにした次第。

出発は朝9時。東八道路から人見街道を通って、府中あたりで甲州街道に出ました。ゴールデンウィーク中の平日なので多分交通量は少なかったんじゃないでしょうか。日野橋を通りたかったのでバイパスを避けて、11:00前に高尾山口を通過。ここから初めての登りですが、正直メチャクチャきつかった。家に帰って調べたら、豪の者たちが大垂水峠は勾配はなだらかで短距離などと書かれててびっくりしました。とりあえず足をつくのはイヤの一心で頑張りましたが、時速は13kmくらいまで落ちて、その状態で必死に漕いだ。リアのギアを使いきってしまい、はじめてインナーギアと言うんですか?を使いました。前のギアっていらねえなあなんでこんな余計なもんがついてんだと思ってましたが、使うときは使うのです。

具体的に痛かったのは腰とオケツですね。腰が痛いのはオケツが痛いせいでちゃんとポジションを取れないからか、もしかしたらそもそもポジションがイマイチなのかも知れない。オケツは自転車用のウエアを着てないせいかも。

なんとか県境まで登りきり、今度は下り。楽しい!よりは、帰りはまたこれを登るのかという気持ちに支配されます。相模湖駅にちょうど12:00くらい。13:00には大月に着きたいと思っていたのですが、だいぶ消耗しているらしく、なにかと理由をつけては休憩を取ってしまいます。相模湖の時点で「あー、今日はよく眠れそうだぁ」と思ってたからなあ。まだ1/3しか走ってないのに。

大月に着いたのは13:30くらい。この時点で帰り大丈夫かいな・・・というくらいに疲れてます。ほんとうなら漫喫でもどこでも、本格的に休みたい気分。でも何が何でも帰らんといかんのです。

駅前でパン買って、しばらくぼんやりしてから14:00ちょっと過ぎに出発です。15kmほど走った所で早くも休憩。太腿に、経験したことのない疲れを感じます。結構な高回転が続いた区間だからだと思います。ちょっと休んで水分とパン摂りました。

帰りの相模湖駅ではもうヘロヘロ状態。この状態で八王子から先、タクシーとかトラック相手に走るのはしんどいなあとだいぶ弱気。大垂水峠は止まりそうになりながら気合で登りました。これが楽な坂だなんて、みなさんいったいどうやって登ってるんですかね・・・なんか基本的な技術を知らないんじゃないかという気がします。

そこから八王子まではずっと下り。ヘロヘロ状態のままで八王子から先大丈夫か?と思ってたのですが、面白いことにまわりに車が増えるととたんに気合が入って、思ってたよりは走れました。

家についたのは18:20くらい。全行程170km、平均時速は23.5kmでした。

雑感。ま、ナメてました。都内を30km走るのと、山道を100km走るのはまるで違うということです。なにが200kmくらいなら走れるんじゃないかだっての。ふざけんな。家に帰った直後は、しばらく乗りたくねえだろうなあと思うくらい消耗してました。

登りについては、なにかがわかってないんだと思います。なんでしょうね。よくわかりませんが。

長距離を走る上でポジションに問題があるんじゃないかというのも課題。シートにドッカリ座ってる感があるんですよね。

あとは補給。オイラはカロリーが多そうなチョコレート系のおかしをよく食べてるんですが、一時間ごとにそんなもんを続けて食ってると口の中がキモチ悪くなってしまいます。無性に果物を食べたかったなあ。食べなかったけど。

サイクールは素晴らしかった。ドイターは黒がないのでモンベルにしたんですが、背中は爽快でした。今まで使ってたボロリュックだと、昨日の気温でもベタベタになってたと思います。

あとは服装か。3ヶ月乗るとピチピチしたウエアの利点はわかりますが、それでも着る気になれない。とりあえずパンツはピチピチじゃない方向でなんとかしたほうがいいなと思いました。