ディスクI/Oのベンチマークを取りたかったので、iometerを試してみた。
最新版はRCのまま開発が止まっちゃってるんだけど、とりあえず何点かメモ。バージョンは1.1.0のRC1です。
1. Maximum Disk Sizeは設定した方がいい
特異な物理配置(ブロックによって物理的に特性の違う別ディスクに載ってるとか)でない場合は、200Mとかに設定したほうがいい。そうでないと延々待つハメになります。
2. configファイルの読ませ方
テストを保存することができるのだが、コイツをロードしようとすると
"Error restoreing file. Version number earlier than 1998.01.05 or incorrectly formatted."
と怒られる。
対処: 保存されたなんちゃら.icfというファイル(エディタで編集できます)の、先頭部分を書き換える。
Version 1.1.0
を、
Version 2000.1.0
とか。
3. バイナリ
新しめの環境だとdynamoが動いてくれないのでソースからbuildする。make一発で出来る。
4. その他
テストした環境(ちょっと古いPCサーバ + redhat/ext3)では、raidカード側のwriteback設定と、ファイルシステムのジャーナル設定にえらい相関関係がある模様。
RAID:WriteThrough + FileSystem:WriteThrough = 当然遅い
RAID:WriteBack + FileSystem:WriteThrough = 遅い。なぜか一番遅かったりする
RAID:WriteThrough + FileSystem:WriteBack = 弱冠速くなる
RAID:WriteBack + FileSystem:WriteBack = 速い。ケタ外れに速い。4桁(!!!)違う。
RAID自体は1/5/10と試して全て同じ傾向だった。原因を時間があるときにちょっと追ってみようかなと思いつつ、extにはまるで興味がそそられないので(読むのにムチャクチャ苦労しそうだし)、何もしないだろうな。