契約解除

まあなんだ。

今年に入って、ボールを蹴ってる。案外走れるし、蹴れる。なにより楽しい。若いやつに技術と体幹の違いでチンチンにされても楽しいし、簡単なフェイントでそいつを置き去りにしたら楽しすぎて大爆笑だ。あまりに楽しすぎてアビスパの関東での試合をなんどか飛ばした。

まあ今さらなんですけど、サッカーって楽しいんすよ。やっても、見ても。普通は。

アビスパトップチームがヒドイ状態なのは結構見てきたが、その中でも今年のアビスパは相当なもんだった。

見てる方も辛ければ、選手たちも本当に辛そうにプレーしていた。こんなん、尋常じゃない。我慢大会だよ。途中でそのつまらない、苦痛極まりないアホなゲームを降りた方も結構多かったことと思う。

前田監督の契約解除がリリースされた。

Jの監督人事は結局相互にイス取りゲームなわけで、予算と人脈から福岡は余りの余りを頂くしかないわけで、だからピッコリ以降の監督を見たら川勝氏除いて全員プロの監督経験ナシである(松田氏は半年、神戸の監督をやっている)。そりゃ、基本ハズレるわけだ。ハズれて当たり前なんですよ。

何より胸が痛いのは、ただつまらない・辛いだけじゃない、決して長くない選手生命の貴重な一年を、シロウト監督というバクチの果てにまたしてもまるごと無駄遣いさせてしまったことである。俺はいいよ、まだ10年か20年は生きて勝った負けたとぎゃあぎゃあ言ってるだけなのだから。選手たちにはこんな惨劇に付き合わせてしまって本当に申し訳ないと思う。もうちょっとなんとかなんねえか、とも思うが。ちょっとだけな。