映画「闇の列車、光の旅」雑感

ねたばれありますの。

ドラゴン・タトゥーの女のエンドロール眺めてて、この映画のことを思い出した。マラつながりでな。

メキシコのギャング(>_<)コワイコワイヒーなのはウッスラ知ってたけど、この映画のギャング・・・というか、その地方ボスとナンバー2が冗談みたいにコワイ。最初に画面みて「あのなあ」と思わず口に出た。

あとで調べてみたら、Mara Salvatruchaって名称のギャングは実在してんのね。どういう経緯で名を出したのかわからんが、監督大丈夫なんでしょうか。

で、このギャングはLAが本拠地で北中米各地に絶賛展開中らしいので、カスペルにはどのみち逃げ場はない。さっさと引き金を引いてもらえたのは彼にとって良かったのだと思う。

ポンパラスの種、ポンパラスの種・・・と呟きながら見てしまう女の子が逃げきった先に、でいーんと巨大なウォルマート(だったと思う)がそそり立っているのには思わず笑ってしまった。ギャングに追い回された彼女は、この後新しい形の貧困製造システム、より巧妙な収奪者に追い立てられることになるのだろう。