2011 J1 第26節 甲府 2-1 福岡

行き

なかなか行く気になれなかった。金曜の夜にようやく踏ん切りついてゴール裏のチケット購入。行きは富士急のバスを予約しといて帰りは電車。

バスは40分くらい遅れて甲府駅前着。駅前にチケット屋があって、あさまの回数券がバラで売られている。普通に乗るより25%安い。どういう経緯で換金されたのか微妙な気分になりつつ、ありがたく購入。しかしこれで帰りは結構厳しくなった。試合終了が20:25くらいで最終のあさまが甲府を出るのが21:09だ。試合終了まで見れないかも知れない。シャトルバスに乗る前にみどりの窓口で指定席を押さえた。シャトルバスで久々にKと彼女に遭遇。

久々に見たM君は、原付で来たので今日は負けはないなどと妄言を連発していた。わかる、わかるよそのやり場のない憤り。

試合

城後が先発を外されていた。

柏での試合前の練習を見ていて思ったが、今の福岡で一番シュートがうまいのは断然城後だ。コントロールされた剛球でネットを揺らしまくる。右・左関係なしだ。それなのに先発を外される。それにはちゃんと理由がある。

前半はどうしようもなかったなあ。先制点はキーパーの不出来がただただ物悲しかった。二点目はワイドに網をかけられ、引っかかっちゃいけないところで左サイドがすっころぶ。一気呵成にショートカウンターを食らった。前が詰まったら戻せばいいだけだと思うのに、神山だとバックパスをしづらいのかも知れないな。どうだろう。

中町のオフサイドJAGSで見たらどっちとも取れる感じだったけど、まあ今の福岡の順位・勝ち点だと線審も躊躇なく旗を上げるよな。寂しい話だ。

二枚選手を変えた後半はちょっと盛り返すが、一点どまり。城後は本当にいいテクニックとパワーとスピードを持っているのに、なかなかコミットしてこない。いい技術者なのに腰が引けてる奴っていますよね・・・・ もう今シーズンも残り少ないし、君は20代も中盤なんだぞ。誰もが君に期待してるのに・・・

さしていい出来とも思えないユルユルの甲府相手に、ただ負けに来たような試合。

抜いたばかりの親知らずが痛くて前半は黙って見てたけど後半はアツくなってしまった。気が抜けたような終了のホイッスルに我に帰って、バス乗り場にダッシュした。

帰り

バス乗り場に20:25着。バスが出たのが20:31。甲府駅前に着いたのが20:48くらいで、余裕で最終あさまに間に合った。ただし、この日は入場者数が9000人程度と少なかったからかも知れない。

しけた気分で発泡酒を買って、半年分からピックアップしたデイ・キャッチ メキキの聞き耳70本を聞きながら帰る。代々木まで足を伸ばして一風堂で白を食しておしまい。