2011 J1 第3節 川崎 3-2 福岡

行き

「バスと電車に乗ろうぜ」とじろう君をだまして(だましてないけど)連れて行った。

渋谷までバス。渋谷から東横線。昔、等々力まで自転車で来たことがあったなあ。

武蔵小杉から歩いた。コンビニ前に止めた自転車をじろう君が触ってしまい、自転車が倒れてしまう。びびるじろう君。しかしびびってる理由が倒してしまったことそれ自体ではなく、俺が怒るのではないかということにあるようで、ちょっと考えさせられる。

試合開始20分くらい前にスタジアム着。ヘリコプターからボール落下->のび太PKというコンボにじろう君が目を丸くする。俺も思わず「おぉ・・・」と声を漏らす。

試合

三点立て続けに気持よく取られたあとに唐突に反撃して二点奪取という変な試合だった。

失点の一点目二点目はいずれも脇をえぐられてからぽっかり空いたDFラインの前を使われて失点。いないときにわかる末吉の有難味ってやつですか。

川崎相手に平然とラインを上げて殴り合おうとして、結果ちゃんと三点取られたわけだ。よく言えば果敢。悪く言えば無邪気な印象。まぁ、ベタ引いても同じだけ取られるのだから、このサッカーを俺は支持します。ただ、無邪気に見えてしまう理由の根源はもうちょっと突き詰めて考える必要がある。

相手のボランチが偉大な選手であるということには異論はないが、しかし彼が偉大か偉大でないかに全く関係なく、プレーするのを見るとどうしてもブヒッ!ブヒッ!という擬態音を付けてしまいたくなる。が、今日の失点はサイドの破り方が豪快すぎてブヒッと嘶くヒマもないうちに決められてしまった。ブヒッ。

英也の二点目は美しかった。時間が止まったように感じた。ゴール裏二階もとんでもなくテンションが上がる。

「お願いします、勝ち点を取らせてください・・・」と口に出してぶつぶつ祈ってるうちに追いつけずに終了。高さには間違いなく強い川崎DF相手にハイボール放り込むのは時間とボールが勿体無かった。けど、まあ、伝わってくるものはありました。

帰り

来るときの逆を辿って帰る。じろう君が思ったよりさっさと歩いてくれて助かった。

あの日以降、奴は「オネガイシマス・・・オネガイシマス・・・・」と呟いていることがある。どうやら俺のものまねらしい。