2010 J2 第7節: 水戸 1-0 福岡

行き

水戸市立は二度目。一度目は福岡公式によるとたぶん2004シーズン第三節だ。

試合のことなんか何も覚えてないが、水戸駅から乗ったバスが一体どこまで走るのか不安になったこと、強烈な水周り(アウエー側は公園の汚いトイレ、ホーム側はもっと悪くて仮設トイレ。どんなスタジアムだ)、そしてびっくりするくらいの見事な枯れ芝の記憶だけが鮮明なのが笑える。

今日は初めて赤塚駅を使用。シャトルバス200円。

スタジアム

バスは赤塚駅から南へどんどこ走っていく。10分ほどすると改装なったKsデンキスタジアムが左側に現れる。外から見るとメインスタジアムの白い屋根がなんというか、「いっちょまえ」に華やかだ。

が、アウエー側の観戦環境は残念ながら相変わらずですな。芝生席はほとんど視角がなくて、ピッチの中でなにが起きてるのか正直よくわからん。トイレは、バックスタンド内に新しいトイレがあるのにアウエー側は使わせてもらえない。トイレはどこっすか?と係員に訊くと、「喫煙所の裏です」とこたえるので、視線の先を見ると仮設トイレが三つ、デン・デン・デーンと置いてあって笑った。常設売店はナシ。なにやら車が来ていてやきそばとかを売っていたが、油が古くて頭が痛くなった。

あのスタジアムへ行く方には、駅周辺で食べ物を調達すること、水分は極力ガマンしてトイレに行かないようにすること、コンタクトレンズは駅のトイレで装着することを薦めます。

あんなスタジアムがフクアリ鳥栖や三ツ沢と同じような額を取ってるなんてどうかと思うよ。

こういうザマこそアウエーの醍醐味という気がしなくもないけどね。

試合

なにがなんだかわからんうちに点を取られ、泡食ってるうちにたくさんシュートを外し、慌てふためいているうちに一杯カードをいただいてしまった。

何分よく見えないもので、本当によくわからなかったのだ。

が、さすがに源気が外したシーンは、全員ひっくり返りそうになってた。

引いて守って速攻スタイルのチームには今の福岡はちょうどハメやすいタイプで、ちょうど引っ掛けやすい程度のスキルなんだろう。ま、よく見えなかったんですけど。

練習のときの惇は、えげつないシュートをガッツンガッツン蹴ってて期待してたんだけど、さすがにあれだけ引かれるとなかなかそういうスペースはない。惇に限らずナカジ・ユタカあたりはもっと遠くから狙っていいと思うんだけどどうなんスかね。

帰り

寒さに震えながら赤塚に出ると上野行きがちょうどホームを去っていく。今日はなにもかもがこんなんだ。次の電車までの時間を潰すために駅前に一軒だけ見える居酒屋チェーンに行くと満席。仕方ないので隣のココイチへ行き、カレーをビールで流し込んだ。

土浦でビール(俺は残念日ということで発泡酒)を仕込んで、いつものメンツでションボリと帰る。

道中、俺が甲府戦の帰りに乗り換えの大月でワインを買いにダッシュしたのはいつだったかって話になって、全く思い出せなかった。2008年じゃないかってことになってたと思うが、今調べたらこの試合だな。

結論

俺は大抵のことは忘れてしまう。とくに関東周縁での試合では、見づらいこともあってピッチの中で起きたことは余程のことでないと覚えていない。今までの水戸戦での「余程のこと」は、2004か2005シーズンの笠松での水曜の試合で、太田が3メートルのシュートを外したことだけだった。もしかしたら今日の源気のシュートは10年後も覚えているかもしれない。

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