2009 J2 第49節: 草津 1-2 福岡

行き

まめ太さんかまめ次郎さんを連れて行こうと思ってたが、諸般の事情で断念。単独行なんで、電車で行きました。前橋からは、驚くなよ、歩いてやった。ちょうど一時間でスタジアム着。

試合

草津がハイペースかつ荒かったので、こりゃそのうちパッタリと止まるかカードたくさん食らって身動きできなくなるかのどっちかだなと思ってたら、やっぱり赤いカードが出てしまった。

正田醤油スタジアムのゴール裏は、数多あるスタジアムの中でも観戦環境としては最悪だと俺は思う(ダイキのヘッドはゴールネットが揺れたことが辛うじてわかったくらい。ポテンと入ったゴールなら、絶対に何が起こったのかわからん)が、あのカードは鮮明に見えたなあ。

あとはボールを廻しまくって、だけどシュート打てなくて、こりゃ廻しまくっただけで終わりかなと思ってたらユタカが抜け出して折り返したのをジャンボがゴール。

選手のコールをするたびに色々勘ぐってしまう、晩秋の試合でありました。

帰り

帰りはおとなしく前橋までシャトルバスを使い、高崎から湘南新宿ライン直通列車。年に一度だから!などと適当なことぬかしてグリーン車で帰る。TさんMさんは黙って付き合ってくださり、いつもありがたい限り。3人でいつもよりお高いビールなど飲んで幸せなひと時だった。

断幕

この試合、フロント批判の横断幕が出されていたことをご存知の方もおられると思います。

個人的な見解としては、馬鹿が馬鹿な判断しかしないのは太陽が東から昇るように当たり前でわかりきっていることなので、判断自体を批判するのはそもそも虚しいことだと思います。

が、俺は幕を持ちました。隅っこにいたので、仮に運営側から直接文句を言われたら言い返す気すらありました。

なぜでしょうね。

まあ・・・間違っているなら間違っていると言ってあげるのが、やせ細った関心だったり関わりのなかでの、ほとんど最後の思いやりってやつなんじゃないかな。うまく説明できればいいんだが、できねえな。なんかそんな感じ・・・(つか、正直もう福岡の馬鹿フロントのことあんまり考えたくないんだよね)。ま、とにかくそういうふうに感じて、幕を持ちました。

本当はあんなこと誰もやりたくないんだよ。

幕は試合後も一度掲げたけど、アビスパの誰やら(俺は知らん人)がどこからか現れて、半ば困った顔で「そんなもん終わったあとに出すなヨ・・・」みたいなこと言ったら降ろしてしまった。

勿論、ギリギリ考え抜かれた文面で、今どきの窮屈な規約のなかでもかなり際どい行為をしている(ウルトラオブリ山本氏が「俺が責任持つ」と言ってやったと聞きました。大将の台詞だなと素直に思う)のは俺にもわかる。だけど、やるなら徹底的にやらんと単なるガス抜きの効果しか持たんのではと思った。

ついでに

個人的には、今年の福岡の無残な成績にも別に文句はない。

なぜなら、良い結果というのは良いプロセスを経て出されるべきだと思うから。プロセスがまずいのに間違って良い結果が出てしまうと(そういうことって稀にありますよね)、より悲惨な事態が後々訪れることになる。

だから、都筑興君は辞めさせないといけない。適任者が社長になるシステムを模索しなければならない。今はそれだけを問題とすべきで、それ以外は後回しでいいと思う。