第41節: 水戸 0-0 福岡

行き

普通電車で行くつもりが、のんびり蕎麦食ったりお茶飲んだりしてるうちに間に合わなくなってしまい、「ひたち」を使って水戸まで。水戸駅からシャトルバス。車中で色々、意気の上がらない話。

試合

どこから見ても下位リーグの9位と10位の試合でした。

寂しかったな。

選手達が挨拶に来たタイミングで、アビスパフクオカ!と連呼が始まる。今年も棒に振った失意のチームに向けて、しかし全然とげとげしくない。悲壮でもなく、ヤケッパチでもない。俺もフクオカ!と喚きながら考える。今、目の前にいる選手達のほとんどと、クラブの連中のほぼ全員はいずれ、ひょっとしたらごく近い将来、フクオカではなくなる。一方、「フクオカ」と選手の方に向かって喚いている連中は、多くがフクオカのままだろう。

クラブが誰のものかは知らん。ひょっとしたら電力会社や市役所やパチ屋のものなのかも知れない。だけど、フクオカとは誰のことかと問いを変えると答えは明確だ。

明確な気がする。

明確かもしれない。

俺らが発した「フクオカ!」がくるりと地球を巡って、後ろから降り注げばいいのにな。

帰り

久々なMさんを交えていつものメンバーで帰る。飲みたい俺に付き合ってくれて、みんなでビールを飲んだ。