道化者の憂鬱

今日わかった。

鳥栖でペットボトルを投げた奴らと立ち入り禁止区域?に入って哀れで無能な鍋島君を追っかけまわそうとした奴ら。どっちも掛け値なしの馬鹿だ。そして正真正銘の道化者だ。

なぜなら、このチームに対してマジメに怒る価値はないからだ。



あの時ブチ切れた奴は、審判やボールボーイにブチ切れたんじゃない。本当の怒りの対象はこの不甲斐ないチームだ。鳥栖ごときに簡単に走り負け、ここ何年もJ2中位をウロウロしているチームにホームで簡単に負け、たかが糞審に簡単にかき回され、リードするたびに簡単にパニックに陥るこのチームだ。

だけど、まっすぐにチームに怒りをぶつけたらどうなるかを福岡の連中は知っている。今の選手もフロントも怒りを受け止めて発奮するほどタフじゃない。簡単に萎れていじけてしまうひ弱な連中だ。サポーターはそれを知ってるから選手に対してなかなか怒れない。また、かつて選手にそのまま怒りをぶつけて、面倒なことに何度もなったという経験もある。だからチームに対する怒りはなかなかストレートに表現されない。その出口になってしまったのが哀れで無能な鍋島君だったのだと思う。

びっくりするくらいイージーなミスでボールを失い、ボールホルダーにフラフラと何人もたかり、ボンヤリとボールを眺めてフリーの選手をつくってしまう。まあいつものことなんだが、なんでそれを何度も繰り返すのか、西スポに載ってた久永のコメントを読んでようやく腑に落ちた。

「試合に出ることで満足しているのでは…。プロなのに甘えがある。」

そうか。そうだよな。だから同じ失敗を平気で繰り返すんだよな。ハナから出来ないんだから、やっぱり出来ないんだ。ようやく納得できた。

このチームは、試合に出てはいけない奴が試合に出てるのだ。



こんなチームをマジメに怒るなんて、馬鹿馬鹿しいにも程があるわ。

昨日まで、なんで俺はペットボトルを50本ブン投げてから哀れで無能な鍋島君にマワシ蹴りを食らわさなかったのだろう・・・と結構気に病んでたんだが、よかったよ。やらなくて。