第32節: 徳島 0-3 福岡

CSで見ました。

俺らはピッチを走れない。バイタルエリアを駆け抜ける相手選手の脚を引っ掛けることもできないし、ピッチ脇にボトルを置くことすらできない。

だけど勝ちたい。スタンドやテレビの前で呻く他になにかやれることはないか?何か、何か・・・・そこである種の人間は無闇に縁起を担ぐようになる。

Tさんは去年、水谷のコールのときは黙って立ってた。コールすると点が入っちゃうんだそうだ。

試合前にメールしてくると勝てないKさん。最近さすがに寄越さなくなった。

俺はCSで生中継を見る前、時間があるときはシャワーを浴びて身を清めるようにしている。いや、我ながらこれはヒドイ。清めるもなにも、今更どうあがいたって何も清められないし、仮にどうにか清められたところで遠いときは試合してるところから900km離れてテレビを見てるのだ。オッサンの垢のひとかけら、勝負に影響があるはずがない。

それでも縁起担ぎはやめられない。最新のそれは、試合開始に間に合わずおっかけ再生して見た時は負けるというもの。バカバカしいが、それにしても俺のせいで負けたら大変だ。この試合、家に帰り着いたのは20:10ごろだったので前半は後回し、後半10分から生で見た。

ユースケと久永が相手サイドバックを押し込んでいったところで勝負あった。もう相手は怖くてリスクを冒せない。

この二人はマイボール時の働きだけじゃない。敵にボールが渡ってファーストディフェンスがカラぶったとき、場合によっては3バックの脇まで戻りディフェンスしている。今の福岡はよく走り強くてうまいウインガーに負荷をかけないと回らないサッカーをやっている。

そこに不安を感じてしまう。

ドン引きの相手から勝ち点3と得失点差3をもぎ取っての勝利。今年初めての三連勝で三位浮上。こんなにグダグダなのに三位ですか。福岡と同じ程度に敵も苦労してるのだ。

次あたり、宇野沢のゴールを見たい。そういえば長谷川太郎が徳島に居るのにはびっくりした。

あと8。