第22節: 福岡 2-0 草津

CSで見た。

ヒドイ内容の試合だった。

勝ててよかった。

リンコンのよさを生かすサッカーが出来てない。リンコンの悪いところだけが目立つ。

1トップのリンコンは意識して真ん中で張ってペナルティエリアの近くにポジションを取ろうとする。が、この試合ではそのいい位置でなかなかリンコンにボールが渡らない。こうなるとリンコンはスペースを埋めてしまい、前線の流動性を低下させるだけの置物だ。久藤の得点はリンコンがいたら生まれてなかったと思う。

あとは守備への貢献が低い。ときどき思い出したかのように相手のボランチに突っかけるだけでは物足りない。

リンコンだけの問題でなく、守備が良くない。バイタルを好き勝手に使われるのがシーズン当初からのこのチームの弱点だけど、よくよく見てみるとバイタルを使われるのは相手の速攻時だけじゃない。遅攻のときもいとも簡単にボランチの脇や後ろで余裕を持ってボールを持たれる。これはボランチが悪いんじゃなくてそこに簡単にパスを出させてしまう前線の選手に問題があるんだが、そもそもボランチの脇と後ろに広大なスペースができることと、ユースケと久永・アレが十分なチェックが出来ないほどつかれてしまうのは最終ラインが下がりすぎだからだ。

あんなに下がってしまうとボール奪取できるポイントが相手ゴールから遥か遠くになってしまい、挙句二列目の選手はボールを失ったり取ったりするたびに馬鹿みたいな距離を走り回る羽目になる。

さあ、どうするかね。最終的にはどう監督・コーチが選手のメンタルに働きかけられるか、だと思うんですが。