第31節: 川崎 2-1 福岡

行き

まめゲートフラッグを持ってまめ太を連れてった。

渋谷までバス。東横で新丸子まで行き、あとは歩き。前回渋谷までバスを使ったときは渋滞で死にそうになったが、今日はあっという間についた。

試合前

キックオフ20分ほど前にスタジアムについた。

今日は二階席で座って観戦。

等々力

実は、福岡の試合を初めて見たのは等々力だった。99年のヴェルディ戦で、まだ延長があった。

誰が出てたとか丸で覚えちゃいない・・・と思ってアビスパ公式の過去結果を眺めてみたら、2000年11月8日、スコアレスドローの試合っぽい。

何が目的で見に行ったかは忘れた。なんかくさくさした気分だったのは覚えている。そんな気分のまんま、まるで冴えない試合を見てしまってさらに落ち込んだ。もう見に行かなくてもいいやあ・・・・と思って、実際次に見に行ったのは2003年7月のビッグスワンだからよっぽどどうしようもない試合だったのだと思う。

等々力といえば動員とか雰囲気とか、悲惨の一言だったのはもう過去の話になってしまった。富士通が一番苦しかったときにチームを手放さなかったのは不思議だ。

この日も結構客席は埋まっていた。

試合

その瞬間、千代がぎょっとするのがわかった。

何を間違えたか、川崎のFWがボールを持ったまま前を向いたのだ。千代と一対一だが、スペースが中途半端に空いている。なんでそこでFWが前向いてボール持ってて、千代はそこに居るんだよッ!とゴール裏全員が心の中で叫んだ。

中途半端だが、決定的なスペースだった。

吉村なら即ショルダーチャージに行っただろうか。亨ならどうだっただろう・・・

だけど千代はドタドタと後退し、挙句最悪のタイミングで掴みに行ってしまった。

この試合のスタッツを見ると、シュート数が上でポゼッションが上。局地戦でもホベルトは中村をほぼ完封してて亨ちゃんは最高だった。一点先行されて福岡に火がついた。WBの裏を蹂躙した挙句。若い衆がとんでもなくカッコいいシュートを決めやがって、その後しばらくは押せ押せ状態。絶対勝てると思った。だけど、いい時間帯をあっけなく福岡は手放した。

アレックスのファールは残念だった。

先々週、サッカー脳がどうのこうの・・・という話をYさんがしていて、なんだかわかるようなわかんねえような話だなあと思ってたけど、ああいうプレーがサッカー脳の足りないプレーなんだろうな。

川崎の選手が勝手にすっころんでて、ほっといても向こうは一枚足りないのだ。なにも無理してファールせんでもボール持たせとけばよかった。

挙句、よく知らない選手に決められてしまった。

千代もアレも、ファウルしたくてしてるわけじゃない。審判が試合開始直後から何かとピーピーピーピーピー吹いてることはスタジアムにいた誰もが承知してたことだし、ゴール近くでのファウルは禁物なのは嫌なくらいわかってるはずだ。

でも、二人とも何かにすがるかのように行ってしまった。

もうリーグ戦も90%以上の日程が終わったというのに、未だにこんな試合をしているのだ。誰が悪いとかじゃない。千代とアレのことを書いたけど、二人ともとてもがんばってたと思う。みんなに評判の悪い佐伯や吉村も、評判のいいホベも、みんなとてもよくやっていた。川勝の采配だってそんなに悪くなかったと思う。それでも負けてしまうことはある。いいサッカーをして負けることはざらにある。あるけど、それにしても、この期に及んでこれか・・・と思うとほんとに切ない。

挨拶

選手たちがゆっくり近づいてくる。今年試合に来れるのは多分もう最後だ。天皇杯があるけど、あんなん今の福岡にとっては・・・福岡のサポーターにとっては・・・よく言って花試合。悪く言ってどうでもいい試合だ。この中に福岡のユニフォーム姿を見るのは最後の選手もきっといる。

選手たちを眺めているとなんともいえない感情が湧いてきて、困った。

どうでもいいが挨拶する選手に向かってゴール裏から厳しい言葉が浴びせられていたとかいうキャプションの記事を読んだがこれは大嘘だ。村田義治という人はなんでこんな嘘を書き散らかせるんだろう。心から軽蔑する。

まめ太

まめ太はウロチョロしてダメだったなあ。当分連れて行くのはやめよう。

試合後おなかが空いてるらしく、おにぎりを食べたいと言うので悪趣味なピンク色の弁当屋で大きなおにぎりを買ってあげた。ぱくぱく食べる姿を見て、ああ、スタジアムに行く前に買っておけば試合見ながらゆっくり食べられたのになと思った。

スタジアムに行くときは、寄り道せずすぐ行きたいのだ。焦っても仕方ないのに。

結論

まだまだこれからですよ。焦っても仕方ない。