第10節: 鹿島 4-1 福岡

残念ながらテレビ観戦。

松田政権になって、4点以上の失点は2003年11月8日の皮先戦(5-2)以来のことだ。

この試合は等々力に見に行ってた。やられるのを覚悟で強烈にラインを上げて打ち合いに出た姿は清かったし、守備といえばリトリートが幅を利かせていた当時のJ2でアグレッシブに殴りに行って叩きのめされた福岡の姿は情けないけどちょっとばかり誇らしかった。

この鹿島戦、スコアだけ見たら腰が砕けそうになったけど、実際に映像を見てみたら「まあ強豪相手のアウエーだったらこんなこともあるかもな・・・」という印象。

チャンスは福岡も作っていたし、原博美に「おおーっ!・・・」と言わせたシーンも多かった。

福岡みたいなチームは分母(チャンス)が相手より多くてナンボだ。ヘコまずチャンスを作り続けるしかないと思う。

鹿島はロングボールが多かったなあ・・・ロングボールは個人能力が高いチームじゃないと有効じゃないんで、鹿島は数少ないロングボールを有効に使えるチームといえるだろうし、その長所を的確に使ってきたってことだろうけど。

まあ、ひょっとしたらまるで舐めきっていて、いちいち組み立てるのが面倒くさかったのかもという気がしなくもない。

千代は重症になりつつありますね。なんか悪いもんでも食ったか?

セットプレーからポロポロ取られるのも去年前半はよくあった。結果として長野が定着したくらいにセットプレーからの失点も少なくなっていったんだけど、まあ今年のDF陣もまだまだこなれてないってことなんでしょうか。

グラウシオの空回りっぷりも気になったけど、アウエーだとあんなもんかもな。博多の森では是非熱烈に後押ししてやってほしい・・・他人任せで申し訳ない。

それにしても随分負けてますなあ・・・カップ戦入れたらもう7敗か?

負けといえば、鹿島相手の公式戦、21回やって勝ちがゼロとか。

福岡は過去あまりにも頓珍漢なチーム・フロントが的確なことをほとんど何もやってこなかったおかげで、よく言えば伸びしろだらけの土地でありチームですので、そのうち通算成績でも観客動員でも軽々と抜くことにはなっておりますけど。

えーと70年後くらいを予定しておりますが。

ベンチ裏の「九州独立」には笑わせてもらった。