先週の大宮戦はまだ見てない。当日は休日作業で軟禁されていた。家にいたところでウチではBSは見れないんだけどな。スカパーの初回放送は木曜日だ。なんとかならんのかなあ。ベロギーの試合なんかCSで放送しなくてもいいんじゃねえの。よくわからんが。
俺の書くこともそうだが、視聴環境もいまだにJ2根性から離れることができてない。
そんでその土曜日の話。
23:55に職場を出て、大手町方面へ走り出した。職場から俺の家までは大体12.5kmくらいらしい。まだ電車はある時間だったけど、ちょっとクラクタになってみたい気分ってあるじゃないですか。10km走ればいい感じに疲れるんじゃないのとヤケクソ気味に思ったのだ。どうせ試合の映像もみれないしね。
この距離は、サッカー選手が一試合に走る距離でもある。まああんまり関係ないけど。
「ジョグだと、1kmあたり5分ちょっとが目安なんですよ・・・」と先週Tさんが言った。Tさんが、そういえばこないだも大牟田の自宅から大宰府まで走ったんですよ、とケロリとした顔で言い出したときの話だ。
大牟田から大宰府までは50km以上あるらしい。(いまgoogle earthで測ったら直線距離で54kmあった)
この人の、俺からすると無茶苦茶としか思えない遠距離走の話は何度か聞いていた。そんな人の話を、ここ15年まるで運動らしい運動をしてない俺に当てはめるのはどうかと今になれば思うんだが、「そっか、ジョグってのはダラダラ走るくらいのことだろうから、それで時速12kmくらいなんだな・・・・」とそのときは考えたわけなのだ。「一時間ちょっとで帰れるんじゃん？」
永代通りを、意識してゆっくり走りはじめる。心臓と肺のご機嫌に耳をすませながら五分ほど走る。うん、問題なさそうだ。外堀通りをしばらく走ったころには、暑くて上はTシャツだけになる。試合日なのでオブリTシャツだ。小川町経由で靖国通りに出た頃、ふくらはぎが疲れてくる。けどそれ以外は問題ない。そのまままっすぐ新宿へ。靖国通りの南北にある黒い森を抜け、防衛庁の前を通り、終始淡々と走って新宿のガード下通過がちょうど1:00くらい。
野村ビル近くの歩道橋を上がるところでギブアップ。呼吸はそんなにきつくなかったけど、脚力は露骨に落ちているのを実感した。もう脚が上がらない。
そこから新宿中央公園まで10分ほどかけてたらたら歩き、再び走りはじめて自宅着が1:20くらいだった。
やってやれないことはないなというのが感想。考えていたより時間はかかったけど、はいてたのがいまいちこなれてないジーンズだったし、信号待ちも結構あったのでまあこんなもんかな。
はやく試合みたい。
