44節: 福岡 1-1 仙台

テレビ観戦。

この上へ下への大騒ぎの一日、さすがに福岡の試合だけ見てるのもなんなのでテレビを二画面分割して片方スカパー182ch/184chを交互に、もう片方はNHK総合でJ1の大混戦ぶりを高みの見物で対応。音声は基本スカパーだがなんというかあれだそんなわけで正直言ってどの試合もよく見てない。

それにしても。

言っちゃ悪いがJ2で4位の仙台にホームで蹂躙されまくってしまうのは本当にガックリきてしまう。来年が思いやられる。

仙台は「何かキメてんじゃねえのか」と思わせるくらいの特攻っぷりで、リスクマネジメントもへったくれもないイケイケサッカーだった。よく言えばそれを適当にいなしつつ試合は進んでいくんだが、やっぱり福岡の出来は良くなかったなあ。それに加えて、体力・膂力勝負に持ち込まれるとどうしても押される。そういえば前回の仙台戦も後半そうだったな。

いなしつつも、やっぱり枠にシュートを撃たれまくったんだが、今日も水谷はバカ当たりだった。J's goalには「今日このタイミングで驚異的な当たりを見せた」などと書いてあったが、水谷は今年ずっと驚異的に当たってるのが普通だったぞ。

福岡を去ることになった太田はベンチ入りしておらず、替わりに林が入ってた。今日の福岡は全体に低調な出来だったんだけど、林は特筆に価するヒドさだった。昔から上手い選手ではなかったけど、あそこまで退化するとは・・・・それはそれでちょっと凄いものがある。

成功だけでなく、失敗の軌跡にも興味を持ってしまう俺としては、何が彼をそうさせたのか、是非知りたいところだ。

林・福嶋・太田・有光、輝きを見せたストライカーたちはいずれもあっけなくくすんでしまったのだけど、ここまで揃いも揃ってダメになってしまうのを見ると、本人らのせいだけじゃない、雁ノ巣にはなにか欠陥があるんだろうなと思ってしまう。

試合終了が近くなると184chとNHK総合に釘付けになる。京都鈴木悟フリーキック、ばいんっというポストを叩く音が日本中に響いた(気がした)。

京都を凌いだ甲府が三位確定。入れ替え戦、死ぬ気で頑張ってほしい。

これで、この長かった44節が終わった。

監督・選手・スタッフ・サポーター・報道関係・その他福岡に関わった人達、やったね。やったんだぜ、俺たち。

そして今年で福岡のユニフォームを脱ぐみんな、これまでどうもありがとう。またどこかのピッチで、みなさんの姿を見ることを楽しみにしています。