折れないことにしたぞ俺

「福岡の攻撃力を概観してみる」と「福岡の守備力を概観してみる」をまとめてみて、なぜだか腹が据わってしまった。

もう今のチームを信じて最後までやるしかなかろう。

なんか知らんがそういう気になれた。

暇にあかせてやってみてよかった。

まず、福岡の今のポジションがよくわかった。

正直なところ、「俺たちは強豪であって、当然昇格の有力候補で、なんか知らんが苦戦してる」と今まで思っていた。

「J1に行くのは当たり前。行けなかったら大事件だ」とすら思っていた。

だけどそれは大間違いの圧倒的な勘違いの恥ずかしい妄想だったのだ。

もっと謙虚にならんといかんかった。

普通のチームが二位以内に入ろうとして、当たり前に悪戦苦闘してるだけなのだ。

引き分けが多いのだって、攻撃力はないが守備力に秀でてるチームが、勝ち点を求めて守備的に戦っているのだから当たり前なのだ。

並の戦力のチームが、昇格目指して頑張っているのだ。

守れるけど点が取れないチームが昇格を狙って頑張っているのだ。

立ち位置を認識するのはとても大事なことだ。

多分、今年の二位・三位争いは最終節までもつれると思う。最後まで楽はできん。けど最後まであきらめることはない。

普通のチームが同じように必死な普通のチームと戦っているわけだから、引き分けたり勝ったり負けたりする。当たり前だ。一つの負けや一つの勝ちや一つの引き分けで変に楽観したり悲観したりすることはない。

最悪、三連敗くらいはひょっとしたらあるかも知れない。同じような力量のチームが本気で試合するのだ。そのくらい当たり前にあるだろう。

スカっとする勝ちは多分今後も少ない。息をどこまで止めていられるかを競うような、じりじりした守り合いの試合が多くなると思う。攻撃力のないチームが他のチームを押しのけて最後に笑うにはそうするしかない。我慢できなくなったら終わりだ。

そして俺に出来ることは、一々落ち込んだり浮かれたりせず、特別弱くも強くもないチームを声で後押しするだけだ。

とりあえず小瀬から、のど飴を持っていこうと思う。