いまの勤務地が書店デスバレーであり住んでるところも近場に書店がないため、もともと熱心な読書人じゃない俺は、本屋で本棚を眺めたりぱらぱら雑誌をめくってみたり雑誌を買ってみたり、の機会がめっきりとなくなってしまった。書店弱者な生活である。
ちょっと早めに勤務を終えて、ふらりと駅前の大型書店により・・・・なんていう、楽しい終業後のひとときなど全然ゼロだ。本屋に行くには気合を入れて「さあ本屋に行くぞ」と靴下はいたり子供のハナ水の心配をしたりポッケに穴のあいていないジーンズを探し出したり、出かける準備をした上で5分程度ではあるのだがバスなり地下鉄なりに乗らんといかん。書店過疎地な生活なのである。
昨日久々に本屋に寄れて、以下思ったことなど。
・BECK
連載進行中のマンガを読むのはえらい久しぶりである。面白いがゴリラーマンのような凄みに欠けるのは少年誌向けだからだろうか。
関係ないが俺はハロルド作石の顔が好きだ。
・はじめの一歩
BECKを探して講談社棚を眺めてて、「はじめの一歩」が70巻を越えてるのに気づいた。すげえ。もうそろそろ地球上に敵はいなくなってしまい、仕方なく宇宙人あたりと殴り合ってるころじゃないかと思うがどうなんだろう。
・松本大洋
刺してある本は5年前と変わってなかった。もうあの人はストーリーものは書かんのだろうかね。
・夏子の酒
夏子の酒文庫版の9巻をどうしても入手できなかったんだが、新装巻が全六巻で出ていた。
読めりゃなんでもいいならオリジナル単行本でいいんだよな。
講談社のマンガのことばっかだな。
・宇宙バカ
現在確認できる「宇宙バカ」の初出は1957年、花田清輝が荒正人と中島健蔵を指して使ったものらしい。
俺はずっとある人のオリジナルだと思っていた。
それにしても宇宙スケールのバカってすげえね!
新宿ルミネのBook1stはABC時代に比べてとんでもなく蔵書数が多そうだが、急に重くなって床がかわいそうだ。