2014 J2第18節 東京V 0-5 福岡

四週間前に左足甲を剥離骨折してしまい、週末は2日サッカーかフットサルやってたのが出来なくなってしまった。こうなると福岡の試合を見に行くかどうか迷う必要はないですな。

行き

もう二度と行くことはないだろうと思ってた駒沢ですか。ウイークデーはずっと雨降りだったので、これまた迷うことなくロードバイクでお出かけ。笹塚あたりに出てから甲州街道、環七。以前、都内の道は走りやすい!とかいうたわけたエントリを書いたが、都内でも環七から十六号の間は走りにくくて怖い。走ってて楽しくない。

試合

3バックでした。

1343と14231を向かい合わせて並べると、両サイドがどうしたってミスマッチになる。最終ラインに人が余るからね。ハナから不利なので今日は真ん中に2枚だろうと思ってたがやっぱり3枚でした。こりゃよくねえなあと思ってたが、だけど、相手がちょっとヒドすぎて1対1が1対1の結果にならないし、2対2も同様。

ミスマッチの両サイドはやっぱりミスマッチで幾度となく破られていたけどゴツいのを真ん中に並べてる恩恵で大過なく試合は終わった。

セットプレーから四点。金森が崩して酒井が一点。(だけど向こうっかわのゴールだったので何が起きたのかほとんど何もわからず。陸上競技場で平気に試合を開催してカネ取る奴の気持ちが本当に理解できない。ま、博多の森のサイドスタンドも相当アレだけど。)

武田が良かったね。

ゴール裏は結構な人数が居ました。300人~400人くらいか。

帰り

スタジアム出口あたりに野見山氏が居て、帰路につく紺色な人に声をかけていてびっくり。アウエーで福岡の社長を見たのは、もう10年以上前の千代台以来のことだ。

もう環七は嫌だったので駒沢通りから山手通りで帰る。山手通りは山手通りであんまり楽しくないんだが環七よりは800倍くらいマシである。環状6.5号が素敵な道路になればいいですな。

来週は水戸だそうだが、120kmかあ。夜の六号はどうなんでしょうか。

2014 J2第13節 福岡 2-1 富山

久々にスカパー生放送で見ました。

選手の運動量に差がありすぎる。これはよくない。平井はそれでいいのかね。一番前でボーっと待ってたって福岡ではチャンスボールは来ないと思うよ。

プノセバッチが入った時のボールの運び方は疑問。上半身あたりをめがけてボール蹴ったくれというのは監督の指示なんすかね。全然ボール収まってないんだけど。

5メートルのパスを通せなかったり、相手ボール時に3人集まってしまって横に叩かれたり、ちぐはぐな面が多すぎる。つまるところ、選手のレベルに合わない戦術を選択しちゃってるということなんでしょうか。かといって、今日の相手のようなアバウトに大きく蹴れ!ゴールに近いところまで蹴れたらもしかしたらなにかいいことあるかも!みたいなサッカーされたら本当に萎えるし・・・

今日の得点も結局はセットプレーとカウンターなんだよな。能動的に崩すっていうのがいかに難しいことか。試行錯誤して、なんとか夏が終わるまでにものにしてほしい。

頑丈で強いのは間違いないけど起用法が難しそうな酒井に任せられそうなポジションが見つかったっぽいのはよかったっすね。森村・武田も仕事量が増えてきてるし、悪いことばかりじゃないです。

不良

ウチのまめ太さんもいつの間にか小学五年生になって、近頃中学校をどうするかみたいな話をときどきしている。

今どきは公立にしても行く学校を選べるんですな、多分。

とはいえ、親が動いてないので、中学校についての本人の発言を引用すると

「私立って遠いの?バスに乗るの?」(奴は乗り物酔いすることがある)

「〇〇中は給食がクソまずいんだって」(それは確かに重要だ!)

「まめ太は受験しないの?」(したかったらすればとしか言いようがない)

という感じである。のんきすぎて申し訳ないです。

あるとき、深刻な顔をして「☓☓中は行きたくない。不良がいるらしい」などと言っている。

「よくしんねえけど不良くらいどこにでもいるんじゃないの」と言ったら、「不良ってどういうの?」と温室育ちの奴が訊いてきた。そう、東京の子って思った以上に擦れてないというか、均質ないい子ちゃん社会に生きているのである。

「うーん、まぁタバコ吸ったり先生の言うこと聞かなかったり喧嘩したり悪クスリやったりとかじゃないかな」と答えたら、急に顔が明るくなった。

「なあんだ、そんなのか」

「???」

「不良って、爆弾で学校を吹っ飛ばしたりするのかと思ってた。あーあ、良かった」

どうも、ジョーカーやベインあたりを想像してびびりまくっていたらしい。確かにそりゃかなり不良だ。というか、建物を爆破して全壊させる不良は福岡にもおらんかったわ!居たら俺が見てみたいわ!

JBAアビスパ退避 ドメイン変更デス

なんとなく維持しているJBAアビスパ退避ですが、なんとdyndnsがfreeサービスをきっぱりやめてしまいまして(メール来てねえんだけどなあ)、急遽別ドメインを登録しましたので今後はこっちでアクセスしてみて下さい。

http://fukuoka.mydns.jp/~rss/cgi-bin/reader.cgi

またパンク。

panaracerの耐パンク性能強化タイヤを後輪に奢ったことで、ちょっとやそっとじゃもうパンクしないずら!と思ってたらまた食らってしまいました・・・原因はいろいろあれど、今年に入ってもう4度めだぞ。

歩いて家に帰って、チューブ交換しつつ原因を探ってみたら、チューブのど真ん中に小さな傷がある。そのあたりに接着してたタイヤに傷があって、若干めくれた繊維のなかになにやら光るものが見える。つまようじでほじくりだしたら小さなガラス片でした。貫通ですか。そういえば朝なにか踏んだんだよな。そのときめり込んだガラス片が少しづつ中に入ってったんだろう。まあ、仕方ない。普通のタイヤなら瞬殺だったことでしょう。

ついでに、チューブ交換にしくって(バルブ周辺をきちんと嵌められなかった・・・なんか浮いてるなあと思ったんだよなあ)、交換直後「プシュー・・・・」と、自爆パンクまでやらかしてしまった。乗ってる時でなくてよかった。

ケンゴと惇と緑と福岡

日曜日は味の素スタジアムFC東京と川崎の試合を見に行った。

試合前は、川崎は長距離移動でコンディションが悪いだろうし、東京有利のいい勝負だろうと思ってたが、実際には名前を見る限りそれなりに強力な東京を川崎が翻弄しまくって完勝。大人と子供が試合してるみたいで、本当に驚いた。

J1の試合なんて見てもダイジェストだけなので、じっくり見たのは本当に久々だったんだけど、中村憲剛にはたまげた。なんだあれ。

意図的に東京の網の真ん中にポジションを取るのに、とにかくミスしない。ボール取られない。近づくと簡単に捌いて、もっと近づくとひょいと交わして前を向く。かと思ったら唐突に長いボールをなぜか左足で正確に出す。

化け物だと思った。

帰りの飛田給駅で、まめ太が緑のフラッグを指して「あれ、何」と聞くので緑チームのここ20年を説明する。改めて順に口にしてみると本当に・・・福岡なんか比較にならんくらいの奇妙なクラブだ。エフシィニッポンを名乗った下りなど、自分で話してておかしくて仕方なくなってしまった。

それにしても不思議なのは、どんどこどんどこ、転がり落ちていくそのクラブに、惇が移籍したことだ。今にしてみると訳の分からない移籍なのだけど、一体何だったんだろう。まぁ、福岡と緑チーム、どっちがマシかと改めて問うてみたら、若干緑がマシというだけの話なんでしょうが。

家に帰って今年の緑チームの記録を見たら、惇は一試合も出ていなかった。

福岡は土曜日、磐田相手にものすごいハイコストな試合をやって、もうなんというかエンドルフィン全開!(しかも無駄に)な、ブン殴り合い。

血気盛んで無駄に元気で、ミスが多くてまったく洗練されてなくて、やってる選手らは疲れるだろう。40試合あのテンションは絶対に持たないだろうな。最高に熱くて面白かったけど。

福岡にはああいうサッカーが似合ってると思う。

2014 J2第2節 福岡 1-0 京都

試合まで四時間というタイミングでまめ太さんに公園に誘われてしまった。チビッコとボールを蹴るのと、福岡の試合。どっちが大事か・・・・そりゃチビッコだ。奴はリフティング24回ものにしやがった。おそらくぶんぶんとまたぐ日も近い。もうそうなると股関節周りが絶望的に硬い俺は絶対に勝てない。

日が傾いてきたころに家に駆け込んでスカパーチューナーに電源を入れ、きびす返して洗濯物取り込んでから、今度はトイレにダッシュする。スカパーチューナーってブートに結構時間かかりますよね。慌てて用を足すと、ロクなことがないのはもういい大人なのでよく知っている。急いでいるときほど、落ち着いて。そういい聞かせつつトイレを出て、チャンネルを巧みに選択したら、坂田が頭を抱えていた。

そんなわけで、試合ちゃんと見れてない。見れてないけどあれだな。平井はペナルティエリアの狐だな。

京都はなんだかガチャガチャしていて完成度が低かった。早いうちに当たって良かった。スタイルを変えたとはいえ、それでも他のチームに比べると蹴ってこないし、今の福岡がハメやすい相手だったのは確かだと思う。

それにしても。

J1のチャンピオンクラブと国内随一のビッグクラブからのオファーを断るという、もうほとんど酔狂と言っていいような城後がキャプテンマークつけて博多の森の美しいピッチでプレーしてるのを見ると、俺は胸がいっぱいになってしまった。

城後だけじゃない。色んな選択肢があった上で福岡を選んでくれた選手たちに、観客がぎゅうぎゅうに詰まったホームスタジアムでサッカーをさせてやりたい。本当にそう思う。